北海道Office With Youのナオキです。さて、本日は日を跨いで日曜日(10月22日)なりましたが、先週のFX相場の為替値動きの考察を行いたいと思います。
米ドル/円
高値に張り付くドル円。先週ドル円の相場は、150円に届かないが下値も目指さない、ボラティリティの低い商いとなりました。
市場の材料としては、ドルの上昇を後押しするものが多くありましたが、日銀の為替介入警戒感から、市場は小幅な値動きとなりました。
今週も同じような相場は続くとみられ、ドル円の美味しい場面はないかもしれません。
ゴールド/米ドル
ゴールドは、イスラエル・ハマスの戦争により、有事の金として相場は大きく上昇し、一時2,000ドルに迫る勢いを見せました。
基本的な上昇トレンドは来週も続くかとは多いますが、大幅上昇を嫌がるトレーダーや利確などもあいまみえて、週初めは価格を下げる可能性があります。
ビットコイン/米ドル
ビットコインについても、久しぶりに上昇トレンドにあり、一時30,000ドルを回復するまでに至りました。
しかし、ビットコインは、パルセチナガザ地区を実行支配するハマスの、武器調達の資金源になっているとして、複数の口座が凍結されました。戦争に暗号通貨が利用されているという現実はネガティブ要素でありましょう。
また、1番の関心事はビットコインETF(上場投資信託)の承認についてでしょう。10月16日21時45分のビットコインが急高騰したのは、SECがグレースケールの主力投資信託GBTCを現物のビットコインETFに転換することをめぐる裁判の判決について上訴しなかったことが起因となっています。
しかし、現在もSECは審査中としているため、今週の大きな値動きには影響はなさそうです。なお、来年1月中にはETF承認が降りるとの予想があるため、ファンダメンタルズ的には、今週も上昇トレンドは変わらないかもしれません。
米ドルインデックス
米ドルインデックスについては、ドル円と同様、レンジの範囲内で上昇下降を繰り返す展開となりました。今週は10月25日(水)の新築住宅統計、同月26日(木)のGDP発表、FRBパウエル議長のスピーチで、どのような動きをするかが注目です。
以上、先週の考察でした。筆者の注目ポイントはやはりビットコインの今後です。兼ねてより言われていた、年末に向けた37,000ドル程度までの上昇は実現するのか、楽しみです。
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