北海道Office With Youのナオキです。さて先週は各種統計や、要人のスピーチ、さらにはイスラエル情勢の悪化など、様々なファンダメンタルズ要因の多い一週間でした。
ドル/円
円相場は26日の東京為替市場において、15時45分今年の最高値である150円80銭をつけました。その後市場は日銀介入の警戒感からか大きく値を下げ、一時149円後半まで値が戻ったものの、高値水準は継続され、150円台円半での商いが続きました。金曜日の最終値は149円56銭となっています。
来週は10月31日(火)に日銀の記者会見が予定されており、植田総裁がどのような発言をするか注目が集まっています。
ゴールド/ドル
先週は比較的値動きの鈍い市場でありましたが、27日(金)にイスラエルのガザ侵攻の拡大が報じられるや否や、ゴールドは高騰、一時2010円に迫る勢いで上昇を続けました。日本時間深夜にやや値を戻しましたが、来週以降もイスラエル等の動向には注視が必要で、本年5月につけた2080円も視野に入れる必要があるかもしれません。
ビットコイン/ドル
先々週の考察において、ビットコインの上昇トレンドは続くとの予想を書かせてもらいましたが、筆者の想像をはるかに超えた値上がりを見せ、一時35,000ドルをつけるに至りました。
ビットコインの上昇トレンドはなお継続中で、来週以降も高値更新を目指すものと思われます。
米ドルインデックス
インデックスは上昇圧力の大きい一週間でした。来週は11月2日(木)と11月3日(金)に雇用統計が予定されており、統計数と市場予測のギャップ如何によっては、大きくインデックスに影響を与えるかもしれません。
後記
先週序盤はその前週の流れを引き継いで、レンジの狭い商いが続いていましたが、後半のファンダ的要因により、ドル相場やゴールド相場は大きく値を動かしました。
またドル円150円での日銀介入がなかったことから、市場の警戒感は一時柔らぎをみせ、来週は150円前半での取引が活発になると思います。
以上、先週の考察でした。
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