海外FX通信〜先週(11月6日〜11月10日)の値動きについて

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 北海道Office With Youのナオキです。先週は比較的重要な指標が少なかったのですが、ボラティリティの高い値動きもあり、またパウエル議長の発言にも注目の集まった1週間でした。

ドル/円

  ドル円は、月曜日に149円後半からの商いがスタートしましたが、その後はほぼ右肩上がりでドルが上昇し、土曜日明朝に151円477銭で先週の取引を終えています。

 パウエル議長は2回のスピーチで、ハト派発言に終始したものの市場に大きな動揺はなく、弱い円も相まって、円高に振れる場面は極めて限定的でした。

 来週以降もドル高局面が多い商いになるかと思いますが、無条件にドル高が進むとは考えにくく、152円を一つの節目を捉え、取引を行うのが安全と言えるでしょう。

 また15日(木)の日本のGDP発表にも注意が必要です。

ゴールド/ドル

1988ドルから始まった先週のゴールド相場は、イスラエル紛争の一服感もあり、比較的値を下げる局面の多い相場でした。土曜日明朝の終値は1936.566円です。

 来週以降の相場は予想が難しいため、トレンドが固まるまで、取引は控えた方が無難ですが、ドル円の行方によっては、ゴールドは上昇トレンドに転じる可能性があります。

ビットコイン/ドル

 年末までに37,000ドルに到達すると予想されていたビットコインですが10日(金)に37,971ドルをつけるに至りました。その後若干値を下げたものの、以前37,000ドル台で推移しています。

 来週以降は上昇は少し落ち着くものと見られますが、高値水準は続いていくものと思われます。

米ドルインデックス

 先週の米ドルインデックスも、比較的上昇場面の多い相場でした。来週は14日(水)にCPI、15日(水)の小売売上高、17日(金)建設業に注意が必要です。

後記

 先週はファンダメンタルズの少ない状況で、比較的相場の読みやすかった週でありました。来週もその傾向は続き、テクニカル分析を意識して取引に臨みたいと頃です。

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この記事の執筆者

北海道Office With You代表兼海外FX編集部のナオキです。
FX歴は20年以上(海外FX歴は3年ほど)、ブログ運営は半年程度です。
皆様にお役に立てるような旬な情報をお届けいたしますのでよろしくお願いします。

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