北海道Office With Youのナオキです。先週は比較的重要な指標が少なかったのですが、ボラティリティの高い値動きもあり、またパウエル議長の発言にも注目の集まった1週間でした。
ドル/円
ドル円は、月曜日に149円後半からの商いがスタートしましたが、その後はほぼ右肩上がりでドルが上昇し、土曜日明朝に151円477銭で先週の取引を終えています。
パウエル議長は2回のスピーチで、ハト派発言に終始したものの市場に大きな動揺はなく、弱い円も相まって、円高に振れる場面は極めて限定的でした。
来週以降もドル高局面が多い商いになるかと思いますが、無条件にドル高が進むとは考えにくく、152円を一つの節目を捉え、取引を行うのが安全と言えるでしょう。
また15日(木)の日本のGDP発表にも注意が必要です。
ゴールド/ドル
1988ドルから始まった先週のゴールド相場は、イスラエル紛争の一服感もあり、比較的値を下げる局面の多い相場でした。土曜日明朝の終値は1936.566円です。
来週以降の相場は予想が難しいため、トレンドが固まるまで、取引は控えた方が無難ですが、ドル円の行方によっては、ゴールドは上昇トレンドに転じる可能性があります。
ビットコイン/ドル
年末までに37,000ドルに到達すると予想されていたビットコインですが10日(金)に37,971ドルをつけるに至りました。その後若干値を下げたものの、以前37,000ドル台で推移しています。
来週以降は上昇は少し落ち着くものと見られますが、高値水準は続いていくものと思われます。
米ドルインデックス
先週の米ドルインデックスも、比較的上昇場面の多い相場でした。来週は14日(水)にCPI、15日(水)の小売売上高、17日(金)建設業に注意が必要です。
後記
先週はファンダメンタルズの少ない状況で、比較的相場の読みやすかった週でありました。来週もその傾向は続き、テクニカル分析を意識して取引に臨みたいと頃です。
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