日足で200日EMAを下回ったビットコインが市場に与えたインパクト

　北海道Office With Youのナオキです。さて、６月６日をトップに下降を続けているビットコインですが、去る７月４日、200日EMAを実に半年以上振りに下回ったことは、市場に少なからずインパクトを与えました。

　事実、７月４日以降、200EMAを超えることはなく、下方向での動きに終始しておりますのは皆様ご存知のことかと思います。

　さて、今後のビットコインの動きですが、兼ねてから言っております通り、あくまで下目線の継続かと思います。直近では56,000ドルにサポートラインがありますので、そこを割るかが分かれ道となりそうです。そこを割れば、下落は52,000ドルないしは42,000ドル程度まで下がる可能性が、上記チャートから見て取れます。

　問題は米国の政策金利の引き下げ時期になりますが、これも直近で行われる可能性が少なくなってきているようにも感じます。従いまして、あくまで下目線、ですが、米金利には十分注意しながら取引に臨みたいものです。

　以上、今週の論考でした。