北海道Office With Youのナオキです。2025年5月8日に再び10万ドルの価格に乗せたビットコイン。その後、過去最高値である11万ドルにも到達し、強気勢が勢いづいていたビットコインですが、6月5日は、100,500ドルまで下落しました。その背景には何があり、今後のビットコインの値動きはどうなっていくのでしょうか。
トランプ大統領による、習近平国家主席に対する弱気な発言
ビットコインは先週末に、米中首脳会談の早期の開催に対する期待感から、レジスタンスラインであった106,000ドルを突破。しかし107,000ドル水準で跳ね返されると、ジリジリとその値を下げた。その後、トランプ大統領がSNSで「習近平国家主席はタフで交渉が難しい」と弱気発言。それも相まって、上値は重かった。
トランプ大統領とイーロンマスク氏の確執
トランプ大統領とイーロンマスク氏の大論争も起きた。トランプ大統領はイーロンマスク氏が「正気を失った」と述べ、マスク氏の関係企業の全てと政府の契約を打ち切ると警告した。
それに対しマスク氏はトランプ大統領のスキャンダルについて言及し応戦。事態は泥沼化した。その結果、テスラ株は14%以上下落することとなった。それに追従しマスク氏の推すドージコインも大きく値を崩す中、ビットコインは100,500ドルまで下落することとなった。
一時は10万ドルを割るシナリオも想定されたが、その後価格は上昇し、現在は104,000ドル台で取引が行われている。
今後の価格の下落は限定的か
ビットコインの価格上昇の材料は現在のところ乏しいと言える。だが、ビットコインへの企業の投資は相次いでおり、フロー自体は悪くない。従って目下103,000ドルの下地作りに終始する相場になるかもしれない。上値は重く下値も堅調な揉み合いが続く可能性がある。
後記
ビットコインの11万ドルの突破は大きく市場を沸かせた。だが、その加熱相場も長くは続かず10万ドル台での攻防が続いている。しばらくはこの状況は続くと見られ、やや値動きに欠けた相場となりそうだ。
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