北海道Office With Youのナオキです。トランプ大統領の再選が決まった11月は、ビットコインの価格が大幅に上昇し、過去最高値である94,000ドルを超え、現在95,000ドルに迫る勢いで取引が行われています。
本日は少し目線を変えた分析をしますと、ビットコインはマイニング(採掘)により新たなビットコインが生まれます。ビットコインの半減期という言葉が、今年の3月頃、ネット上で大きな話題となりましたが、半減期というのは、このマイニング報酬が半減するという意味です。
ビットコインのマイニングには、多額の電気代がかかるため、利益の出るビットコイン価格、いわゆる損益分岐点というものが存在します。
JPモルガンが追跡している上場マイニング企業の中で、今年前半で利益が出ているのは3社だけだったと報告書は述べていました。
現在、ビットコインの価格の上昇は、当然マイニングのパフォーマンスを向上させ、結果暗号資産関連企業の株価も大きく上昇し、所謂好循環な状況を作り出しています。
この循環サイクルは非常に強固なものとなっており、市場でのビットコインの取引も加熱しております。筆者は今年中にビットコインの価格は10万ドルを超えると予想していましたが、思ったよりそのタイミングは早いかもしれません。
いずれにせよ、現状ビットコインが価格を下げる材料は乏しく、年末まで強気勢が勢いを保つのは間違いないと言えるかもしれません。
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