2024年のビットコインの総括と、2025年の行方

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 北海道Office With Youのナオキです。2024年のビットコインはまさに激動の年であったと言えます。その理由としては、様々なファンダ的な要因が渦巻いていたことに尽きます。

 今回は2024年の総括と2025年のビットコインの展望について考えてみたいと思います。

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2024年のビットコインを取り巻く出来事

 では早速、1年の振り返りをしてみたいと思います。

1月:米国でビットコイン現物ETFの承認

 ビットコインの現物ETFの承認申請については2023年から行われ、一時は却下されていた歴史があります。その際のビットコインの暴落も記憶に新しいことかと思います。

 1月11日、所謂上場投資信託への認可が決定し、ビットコインは大きく値を上げることとなりました。

3月:ビットコインの半減期が到来

 ビットコインはその価値を保つために、約4年に一度マイニング報酬が半減する、半減期というものが到来します。半減期はビットコインの供給を抑えるため、事実上価格は上昇します。実際、1月の価格からおよそ50%もの上昇がありました。

7月:米国でイーサリアム現物ETFが承認

 ビットコインに続き、仮想通貨2番手のイーサリアムが現物ETFの承認が行われました。アルトコインの上昇はビットコインにも大きな影響を与えるため、ビットコインの価格も押し上げられました。

11月:米大統領選でトランプ氏が当選を果たす

 トランプ氏は元々はビットコインについては反対派でした。ですが、大統領選が始まると、アメリカを世界一のビットコイン国家に押し上げると表明。トランプ氏の再選が決まるとビットコインは大幅に上昇しました。

12月:ビットコインが10万ドルを突破

 トランプ氏の再選から高騰していたビットコインですが、12月に入ってもその勢いは止まらず、12月5日、過去最高値である10万ドルを雄に突破。1月の42,000ドルから実に2.3倍へ価格を押し上げました。

2025年のビットコインの行方

 強気派、弱気派の双方の意見はあるものの、市場はビットコインの上昇を予想する見方が多いです。その理由の一つとして、1月20日より任期が始まるトランプ大統領の仮想通貨への緩和施策への期待です。JAN3のCEOであるサムソン・モウ氏によれば、トランプ政権の間に1億ドルを達成することが出来ると主張するなど、その議論は過熱するばかりです。

 また別の意見としては、75,000ドル程度まで下落するという声もあります。

 基本的にビットコインはその開発当初から、半減期を導入するなど、価格の上昇を担保する技術が使われています。

 ですが、ゴールド(金)などと比べれば、基本的には使い道のないのが仮想通貨であり、あくまで投機対象であることからも過度な期待は禁物ですが、基本的には上昇トレンドであるという事実には変わりありません。

後記

 投資対象として一定の人気を確保したビットコイン。ですがボラティリティも非常に大きい商品であることから、レバレッジ取引を行う際などには万全なリスクヘッジが必要になります。

 億り人など、夢のある商品が仮想通貨ではありますので、上手に付き合っていければ幸いです。

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この記事の執筆者

北海道Office With You代表兼海外FX編集部のナオキです。
FX歴は20年以上(海外FX歴は3年ほど)、ブログ運営は半年程度です。
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