米CPIの発表を受けビットコインは急騰。一時100,000ドルに迫る勢いを見せる

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 北海道Office With Youのナオキです。1/15(水)22:30に重要な経済指標の一つである米CPIの発表がありました。

 その発表を受けて、ビットコインの価格は大幅に上昇しました。

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総合CPIは予想を上回ったが、コアCPIは低下

 総合CPIは予想によりも高かったが、投資家が重視するコアCPIが前月比に比べ低下したことを受けて、米ドルは急落、それに合わせてビットコイン価格は上昇しました。

100,000ドルを越えるのは難しかったビットコイン

 米CPIの発表を受けて上昇したビットコインですが、100,000ドルを越えることは出来ず反発し、現在は99,000ドル半ばでの取引が行われています。

先日のPPIの下振れがビットコイン価格の支えに

 ビットコインの急騰は、昨日1月14日のPPIの発表の段階で意識はされておりました。市場予測を下回るインフレ率を示していたためです。インフレ率の低下は利下げ観測を停滞させ、結果ビットコインの価格を押し上げます。

1/16米小売売上高の指標がビットコインの価格の鍵を握る

 明日(本日)22:30は米小売売上高の発表が行われます。こちらも非常に重要な指標となっており、市場は前月比から下げることを予想しております。

 小売売上高の伸びの鈍化は、経済活動の低下を招きドル価格を押し下げ、結果的にビットコインの価格を押し上げる可能性があります。

ビットコイン価格が90,000ドルを割り込めば調整局面に入る可能性

 昨日1/14には、ビットコインが急落し、一時90,000ドルを割る事態がありました。再び90,000ドルを割ることがあれば、ビットコインは調整局面に入り、さらに10%の下落に繋がルト、スタンダードチャータートは述べています。

今後のビットコインの動き

 今週の大きな山場は1/16発表の小売売上高です。市場予測を上回る低下があれば、ビットコインは再び100,000ドルを越える上昇が見込まれます。そしてその可能性はおそらく低いものではないと考えられます。

後記

 しばらくレンジの続いていたビットコインですが、ここにきて大きな値動きが始まりました。1月20日はトランプ大統領の就任が控えております。

 ビットコインは上昇気流に乗った、そんな可能性を感じさせる一週間です。

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この記事の執筆者

北海道Office With You代表兼海外FX編集部のナオキです。
FX歴は20年以上(海外FX歴は3年ほど)、ブログ運営は半年程度です。
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