北海道Office With Youのナオキです。連日景気のいい話で持ちきりのビットコインですが、果たして3月はどのような動きをするのか、考察です。
ビットコインは2月29日の深夜におよそ64,000ドルの価格をつけたのち、大きく値を下げ、現在は62,000ドル前後で推移しています。目下の目標は2021年11月につけた過去最高値である69,000ドルとなりますが、3月に入ってからはやや上値が重い状況が続いています。
この理由としては、大口の利確勢がいたのも確かですが、問題は、あまりに急激な価格上昇のため、新規ロングポジションを保有するためのコストが増大したことにあります。
そしてもう一つの問題は、ビットコインの半減期という、投資家しか意識をしていなかったイベントが一般人にも認知されているという点です。従って、市場はすでにそのことを織り込んだ動きをしているとも言えます。
長期的に見れば、価格は上昇するしかないビットコインではありますが(金も同様ですが)、クジラによる利確に伴う急激な価格の下降は避けられない状況であり、果たして、どこで梯子を外されるかが注目ポイントだと思います。
筆者の予想としては、69,000ドルはさほど遠い未来ではないと予想しておりますが、ビットコイン自体は、そもそも投機の対象としてはリスクの大きい金融商品ですので、しっかりとしたリスクマネジメントが必要かと思われます。
以上、考察でした。
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