仮想通貨(ビットコイン)がFX初心者に向かないわけ(海外FX)

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 北海道Office With Youのナオキです。巷でビットコインのETF承認のニュースで沸き、仮想通貨に興味がなかった人もなんとなく気になって取引してみた、そんな昨今ですが、おそらく多数の方が市場の洗礼を受けたことと察します。

 さて、そんなビットコインですが、ETFの承認で市場はわずかに反応し、一時49,000ドルをつけましたが、その後下落を続け39,000ドルを割り込みましたが、1月26日深夜に大きく上昇、一時42,000ドルを回復し、現在も41,000ドル後半での商いが続いています。

 ETF承認ののニュースを聞きつけ、ビットコインに手を出した人はおよそ45,000ドル前後と思われますので、相当手痛い目にあったのは想像に難くありません。

 そこで、ここでは仮想通貨、主にビットコイン取引が初心者に向かない理由を挙げてみたいと思います。

仮想通貨で初心者が勝てないわけ

 さて、仮想通貨で初心者が勝てないわけを大きく4つに分けて分類してみました。

▶︎市場は一般人が思っているより理性的で冷静である

 8割とも9割とも言われる機関投資家が占める為替市場は、一般人が熱狂するものは基本的に織り込み済みです。例えばETFの承認は大きなニュースで、ビットコインは爆上げ間違いなしと言われていました。

 しかし蓋を開けてみると、わずかに上昇したものの、その後はすぐに値を下げ、40,000ドルを割る事態となりました。

 この要因としては、投資家は噂で購入し、事実で売るという事実売りの発生も考えられますが、実際は一般人が上がりそうと皆思う相場こそ、機関投資家にとってはチャンスで、言わば狩場と化してしまいました。

 また、悪いことに、今年4月には、ビットコインのマイニング価格が下がる所謂半減期を控えており、より一般人が上昇相場を予想したことが、結果的に大きな損失を被ることとなりました。

▶︎ビットコインはボラティリティが大きい

 ビットコインは、ボラティリティ、所謂価格変動の大きな通貨です。例えば、1月26深夜にはわずか数時間で、実に1,000ドル以上の上昇幅がありました。

 ボラが大きいということはその分勝ち幅も負け幅も大きいことを意味しますが、この突然の価格変動に耐えうる、レバレッジやロット数管理が出来ない、というのが勝てない要因の一つです。

▶︎ファンダメンタルズの要因が多い

 これはまさに、ETF承認、非承認のニュースであったり、半減期であったり、とある国の当局による規制強化であったりと、ファンダメンタルズ的要因が非常に多いのが特徴です。

 一般的に、一般人にとっては、テクニカル分析よりファンダメンタルズ分析の方が難易度が高いと言われています。それは、過去のチャートを読み取るテクニカル分析は一般投資家も機関投資家もその情報に差がないのに対し、未来の出来事で価格変動を読み取るファンダは、絶対に機関投資家の情報取得スピードに勝つことが出来ないからです。

 昨今は指標結果などはリアルタイムで届きますし、SNSの普及で、今まで入手しづらかった情報も容易に入手できるようになったのは確かですが、常にファンダにアンテナを張っている機関投資家にはまだまだ遅れをとってしまうのが現状です。

▶︎スプレッドが広めの場合が多い

 仮想通貨は、他の通貨や貴金属に比べて、スプレッドを広めに取っているブローカーが多いです。その結果購入した段階で損失が大きいため、その部分を取り戻すのが非常に大変です。

後記

 如何でしたか?以上のように、仮想通貨、とりわけビットコインは、非常に一般投資家に不利な通貨であります。ですが、そのボラの高さから人気のある取引でもあります。

 上述しましたとおり、レバレッジ管理やロット数管理で適正な証拠金維持率を確保した上で取引に臨みたいものです。

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この記事の執筆者

北海道Office With You代表兼海外FX編集部のナオキです。
FX歴は20年以上(海外FX歴は3年ほど)、ブログ運営は半年程度です。
皆様にお役に立てるような旬な情報をお届けいたしますのでよろしくお願いします。

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