堅調なドルと、日銀介入の警戒感が交錯するドル円相場(4/2)(海外FX)

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 北海道Office With Youのナオキです。日銀介入の警戒感や口先介入の効果もあって、151円前半で推移していたドル円ですが、昨日4月1日の米PMIの好調な数字を受けて、ドルは再び上昇しました。現在151円後半で推移しています。

 マーケットは152円前半にショート勢が大きくポジションを持っており、152円を突破するのは至難の業ではありますが、円高に振れる材料も乏しいことから、じわじわと152円台に迫っていくシナリオが見えてきます。

 さて、そこで市場を牽制しているのが日銀介入ですが、為替介入自体を行うことは容易です。ただし、無限に外貨準備高を保有しているわけではないので、一時的に円高に振れてもただの無駄金になってしまいます。

 基本的に、一国の中央銀行単独による為替介入は効果が限定的と言われています。日本は180兆円の外貨準備高を保有しておりますが、そのうち、すぐに為替介入に使用できる預金等は19兆円ほどです。

 2022年に行われた為替介入は約9兆円です。このことからも、日銀当局は、是が非でも為替介入を失敗さえることが出来ないことがわかります。

 152円の防衛ラインを突破するか否か、突破した場合の為替介入のタイミングなど、引き続きマーケットの動きには注視する必要がありそうです。

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この記事の執筆者

北海道Office With You代表兼海外FX編集部のナオキです。
FX歴は20年以上(海外FX歴は3年ほど)、ブログ運営は半年程度です。
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