北海道Office With Youのナオキです。米経済の明るい兆しを受けて、円安に歯止めが効きません。4月9日(水)に発表されたCPIが市場予測を大きく上回る数字が出るや否や、151円後半で推移していたドルは急騰。153円を超える円安局面となり、現在も153円前半でドル円は推移しています。
これを受けて日本政府は強い口調で口先介入を繰り返していますが、効果は乏しく、円安に歯止めが効かない状況です。
さて、そもそも市場の目論見としては、152円を目安に為替介入が行われるのではないかとの憶測から、しばしそのラインでの攻防が続いておりました。
結果的には153円に突入しても今日現在為替介入は行われておりません。
為替介入はその効果を最大限に発揮するためには、市場の予測し得ないタイミングと、5〜6円は押し下げる規模での介入が基本です。
従って、155円まで為替介入は行われないとの見方もありますが、いつ介入が行われるかという抑止力という意味では、現在もその役目は機能していると言えます。
非常に弱い円ではありますが、ドル円の金利差などから適正なドル円を評価すると、9円程度円安であると言われています。
日本政府としては頭の痛い問題でがありますが、やるやる詐欺で終わった場合、今後の口先介入の効果がなくなってしまうので、振り上げた拳の落としどころを熟慮してることと思います。
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