北海道Office With Youのナオキです。しばらく上昇を続けていたビットコインですが、10万ドルの突破に失敗し、その後失速、現在は92,000ドル台での取引が行われています。。
FX取引を行っていると、度々目にするのが、ポジションの調整という言葉。調整とは何か、調整が起きると相場はどうなるのかなどを解説します。
FXの調整とは?
FXは基本的に、上昇トレンド、下降トレンド、レンジの3つのトレンドが存在します。11月26日現在のビットコインはまさに上昇トレンドの最中ですが、現在、その価格は押し下げられています。
ですが、現在のこの局面は、下降トレンドへの変革ではなく調整局面にいると言われています。調整はトレンド方向への逆方向へ動く状態で、みなさんもよくそのような局面に出会ったことがあるかと思います。
トレンドの変換期ではないため、ややしばらくすると元のトレンドに戻ります。
なぜ調整が行われるか
一般的に上昇トレンドや下降トレンドの最中では、投資家に含み益が発生します。その際、保有するポジションを減らすために一部決済することをポジション調整と言います。今回のビットコインに当てはめますと、11月に上昇を始めたビットコインは、大きな含み益を抱えたロンガーがたくさんおりました。しかし、10万ドルの突破に失敗した結果、現実売りとして、利確勢が多数出ました。これがポジション調整です。ですが、調整を意識せずに反発に遭遇すると、トレンド転換を疑い、思わぬ損切りやポジションエントリーをしてしまうため注意が必要です。
レンジ相場が出現した場合、トレンド転換も疑うべき
上昇もしくは下降トレンドにおいて、調整が行われる際、一時的なレンジ相場が出現することがあります。レンジ相場はトレンドの転換期に現れることも多いため、見極めが難しい局面と言えるでしょう。
テクニカル分析で、調整局面かトレンド転換期かを見極める
テクニカル分析で最も基本的かつ重要なラインである、レジスタンスラインとサポートラインでその相場を見極めます。
レジスタンスラインやサポートラインを割った場合、トレンドの転換を疑うべきでしょう。
今回のポジション調整では、88,800ドル程度まで価格が押し下げられる可能があり
現在も下落を続けているビットコインですが、最も下がる場合、88,000ドルの価格をつける可能性があります。逆に、88,000ドルへの下落が観測できれば、ロングポジションを持つタイミングとしては適切であると考えます。あくまで目安ではあり、筆者であれば85,000ドルくらいにSLを入れて様子を見ます。
後記
ポジション調整はトレンド中に必ず発生するものです。時にはファンダメンタルズを要因として起こる場合もあります。
いずれにせよ、それがトレンドの転換期なのか、ただ調整局面なのかを見極めることが取引を行う上で重要です。
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