北海道Office With Youのナオキです。昨今の日本の経済状況を見ますと、物価高、光熱費の値上げ、インボイス制度の導入など、実質的な賃金は目減りする一方です。その一つの要因として挙げられるのが、急激な円安です。円の価値が下がるということは、食材から燃料まで輸入に頼りがちな日本では可処分所得は減ってしまいます。
そこで最近は副業に手をだす人も多いのですが、特に人気を博しているのがFXです。FXとは、外国為替証拠金取引のことで、原則土日を除く24時間取引が可能です。また、厳密に言うと投資にあたるため、副業が禁止されている会社員や公務員を中心に人気のある取引です。最近では為替の他に、ゴールドやシルバーなどの貴金属やビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨取引を提供しているFX業者も多くあります。FXを提供している業者は国内海外で数多ありますが、今回は特に最近注目を浴びているXMtradingを始めとした海外FXについてメリット・デメリットを交えてご紹介したいと思います。
海外FXとは?
海外FXとは、その名の通り海外に拠点を持つFXのブローカーを介して取引をするものです。昔からサービスを提供している老舗のブローカーもありますが、多くは2010年頃に設立されております。国内FXでは実現しえないハイレバレッジでの取引や多様な銘柄での取引が可能なことから、近年、国内でも人気・知名度が高まってきました。
海外FXとは国内FXと何が違うの?
海外FXと国内FXの大きな違いは、海外FXは、日本の金融庁の監視下にないということです。逆に国内FXは日本の金融庁の指導の元、サービスの提供をしております。
従って、海外FXは、国内FXにはなしえない様々なサービスを提供しておりますが、それと同時に取引するリスクも内包しています。それが次項に記述するメリット・デメリットに繋がっていきます。
海外FXのメリット
さて、それでは海外FXで取引を行うメリットとは何でしょうか。3つのポイントに分けて解説します。
レバレッジの上限がない
まず1番の違いはレバレッジの上限が原則ないことです。レバレッジとは、一定の証拠 金で何倍もの額の取引が出来るというものです。国内FXは金融庁の指導の元、レバレッジは最大25倍に制限されております。それに対し、海外FXは500倍や1,000倍、中には無制限というハイレバレッジを提供している業者もいます。レバレッジが高ければ少ない証拠金で高額の取引が可能になり、大きな利益を狙うことが可能です。日本もFXの黎明期では、最大400倍のレバレッジが標準的な水準となっていましたが、徐々にレバレッジ規制が進み、現在は最大25倍となっています。いかにも日本らしい制限といえば制限ですね。
ゼロカットシステムの採用
次にほとんどの海外FXはゼロカットシステムを採用している点です。為替相場は、時として予期せぬ大きな変動があります。FXはシステム上、ロスカットと言って、一定の証拠金維持率を下回った場合、自動的にポジションを決済する仕組みになっています。
ですが、戦争の開始は大手金融機関の倒産、最近何かと話題の中央銀行による為替介入などで相場が大きく変動することがあります。その大きな変動にシステムが追いつかない場合、稀に口座残高以上の損益を被ってしまうことがあります。
しかし、海外FXはゼロカットシステムを採用していることが多く、口座残高以上のマイナスが発生しない仕組みになっています。
国内FXは、金融商品取引法で、顧客の損失補償が禁止されているため、ゼロカットシステムを採用することが出来ないのです。
豪華な口座開設ボーナスや入金ボーナス
最後に、海外FXは口座を開設するだけで、取引に使用できる口座開設ボーナスや、入金額に応じてボーナスを提供する入金ボーナスを提供している業者も多いのが特徴です。口座開設ボーナスは海外FXの雰囲気を味わうのにうってつけで、そこから得た利益は条 件を設定している業者も多いですが基本的に出金可能です。
また入金ボーナスは入金額に応じたボーナスを提供するというもので、中には100%入金ボーナスを提供する業者もおります。
国内FXにおいては、景品表示法によって原則口座開設ボーナスや入金ボーナスを提供するのが難しく、キャッシュバックという形のサービスで鎬を削っているわけです。
海外FXのデメリット
これまで、たくさんのメリットについて紹介しましたが、デメリットも当然ながら存在します。それは金融庁の規制が受けていないからこそ現れるデメリットです。海外FXで取引する上では、下記のデメリットをよく理解した上で取引することが重要です。
出金拒否事例などがある
国内FXではなかなかありえないことですが、海外FXにおいては、出金拒否や口座凍結を行う事例が多数見受けられる業者がいることも事実です。従って口コミサイトで評判を チェックしたり、情報の少ない新興ブローカーでの取引は避けるのなどの自己防衛が大事 になってきます。
倒産リスクがある
たくさんの業者が鎬を削っている海外FXですが、経営状況がおもわしくない業者もおり、近年でも、比較的日本でも知名度の高かった業者が突然の事業停止となった事例があ ります。
その業者の経営状況を見極めるには、過度なボーナスを提供して資金を集めていたり、出金拒否事例が目立つなど、様々ありますが、信託保全を行なっている業者は、仮に倒産しても信託管理会社より補償が行われるため、倒産リスクについては回避することが可能です国内FXは信託保全が義務化されているため、そのようなリスクは最小限です。
スプレッドが広めのケースが多い
国内FXに比べ、海外FXはスプレッド、いわゆる購入手数料が高めに設定されている業者が多いです。それは国内FXと海外FXの取引方法に違いがあるためです。
日本はDD方式、海外はNDD方式を採用している業者が多いです。
DD方式とは、顧客の注文の全てを市場に流すのではなく、長年のデータの蓄積から勝ちそうなポジションは市場に流し、負けそうなポジションは自社内でプールします。結果、負けポジションについては丸々業者の儲けとなることからあまりスプレッドで儲ける必要がないため、低スプレッドを実現しています。それに対して、NDD方式は顧客の注文を 全て市場に流します。従って顧客の注文から得る利益はスプレッドのみとなるため、スプレッドが広くなる傾向にあります。NDD方式の方が取引の透明性が高いため、海外では人気が高いため、海外FXではNDD方式を採用している業者が多いです。
海外FX初心者向けお勧め業者3選
XMTrading
XMTradingは日本で1番有名と言っても過言ではない海外FXブローカーです。最大手が故にその信頼度も高く、口座開設ボーナスや入金ボーナスも豊富なことから初心者にも始めやすい業者であると言えます。レバレッジも最大1,000倍で、ハイレバレッジ取引を味わうことが出来ます。スプレッドはやや広めの設定ですが、取引するごとにロイヤルティポイントが貰えるため、実質的なスプレッドはそこまで広くありません。
また昨今はKIWAMI(極)口座という極小スプレッド・スワップフリーを実現したサービスの提供も開始し、初心者から上級者まで選ばれる業者になっています。
実際、XMTradingは、なんと取得の難しいキプロスを始めとした5つの金融ライセンスを保有しており、その安全性が高く評価されております。そのほか、日本語でのサポートも手厚いのが人気の秘密です。
唯一の弱点は出金手数料が、2,500円とかなり割高となっているため、利益はまとめて出金したり、ビットウォレットといったサービスを利用して出金するなどの対策が必要になります。
FXGT
FXGTはXMTradingと似た性能を誇る業者です。設立は2019年の比較的新興業者ではありますが、大手暗号資産CrypytoGTが設立したことなどからトレーダーの中でも注目を集めています。バランスのとれたボーナスの提供と、今何かと話題の仮想通貨取引にも力を入れている業者で、仮想通貨のスプレッドが狭いのも魅力です。出金スピードも早く手数料も無料で、信頼出来る業者と言えます。またXMTradingと同じく、キプロスの金融ライセンスを始めとした4つの金融ライセンスを保有しており、悪質な出金拒否の噂もないことが相まって一定の安全性が担保された業者と言えます。
exness
そのスプレッドの狭さと約定率の高さから、上級者を中心に人気があるのがexnessです。極限までにスプレッドの狭さを実現するために、他の業者のような豪華なボーナスはありませんが、長く取引をするのであれば、結果的には取引コストが低く、外せない業者の一つです。
金融ライセンスも、その取得が難しいと言われている、イギリスとキプロスのライセンスを保有している点も評価されています。
そのような玄人向けの性能ながら、一方でレバレッジ21億倍というハイレバレッジも提供しており、ロスカット水準0%(通常は20%だったり、50%などです)と相まって、一発逆転を狙うトレーダーも多いと言います。
ただし、変動式レバレッジを採用しており、経済指標の前後30分、市場の開始前後はレバレッジが最大200倍まで下がり、思わぬ大きな証拠金が必要になったりするので注意が必要です。
海外FXの業者と口座の選び方
それでは、星の数ほど存在する海外FX業者を選ぶには、どのような点を重視すれば良いでしょうか。4つのポイントに分けて開設します。
1.会社の信頼性で選ぶ
まず、最も大事なことはその会社の信頼性です。信頼性を計るには、創業年数や出金拒否事例の有無、保有している金融ライセンスなどから判断することになります。ホームページなどで口座を開設する前に事前に確認しましょう。
また、業者名を検索して、あまり情報が出てこない業者についても、敢えて選ばないようにすることが重要です。特に検索上位に出てくるような比較サイトは膨大な情報から点数をつけており、一定の信憑性があります。
2.取引のスペックで選ぶ
次にその業者の取引スペックで選ぶことです。例えばレバレッジの高さで選ぶのも一つです。レバレッジが高ければ少ない証拠金で大きな取引が可能です。そのため、高い利益を狙うことが可能ですが、その分損失も大きくなります。ですが、上述したとおり、海外FXはゼロカットシステムを採用していることが多く、ハイレバレッジとの相性が良いため、1つの基準になります。
そのほか、多様な入金方法への対応や、約定率の高さ、出金スピードの早さも、業者を選定する上で重要になってきます。
3.口座開設ボーナスの多さで選ぶ
海外FXが提供しているサービスの中で、口座開設ボーナスというものがあります。口座開設ボーナスとはその名の通り、口座を開設すると取引に使用できるボーナスを取得することが出来るというもので、まずは口座開設ボーナスで、海外FXの雰囲気を味わたいという場合などに便利です。
ただし、業者によっては、口座開設ボーナスで得た利益を出金するのに条件を付与しているケースもありますので、事前に確認しておきましょう。
4.日本語サポートの充実度で選ぶ
海外FXを利用していると、様々な疑問や問題点にぶつかることがあります。その際に日本人スタッフや、日本語に精通したスタッフがいれば、その問題点も解決しやすくなるので重要なポイントです。メール対応だけでなく、電話や日本語チャットなどにも対応していればなお便利であると言えます。
上記にあげた3つの業者は、どれも日本語サポートが手厚く安心して取引することが可能です。
後記
如何でしたか?デメリットも内包する海外FXですが、それを補っても余るほどの魅力があることも確かです。今回の記事を参考にしつつ、自分に合った業者を選び、快適なFXライフを送っていただければ幸いです。
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