北海道Office With Youのナオキです。
さて、先月10月3日になりますが、ニューヨーク為替市場において、1ドル150円まで値を上げた直後、急激な円高が進行し、一時149円後半の値をつけた場面があり、当ブログでも、その話題は取り上げさせていただきました。
一時は日銀介入が行われたのではないかとの憶測が飛び交いましたが、結果、日銀の保有財産に為替介入の痕跡がなかったことから、市場の過剰な反応及び利確によるものと当時判断いたしました。
10月31日の財務省の発表によりますと、当該期間での為替介入実績はゼロであるとの発表があり、その裏付けとなることとなりました。
26日にも同様にやや不自然な円高局面があったものの、そちらの為替介入も否定されたことになります。
奇しくも、10月後半には151円という円安水準をつけたものの、アメリカの利上げ停止や、景気悪化の懸念から、円高が進行し、現在は149円台の水準で推移しており、来週以降も一定の円高への動きが予測されています。
結果的には、日銀による口先介入が功を奏した結果となったのは皮肉なものですが、為替介入は本来、出来るならばすべきものではないので(せっかくアメリカの為替操作国から除外されたので)、今後よほどの為替の急激な変動がない限り、今年中の日銀介入は行われないとの見方が強まったと言えるでしょう。
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