北海道Office With Youのナオキです。FX取引を行う上で重要なのがネックライン。様々な場面でラインを引き、トレンドの変換期を予測するものです。ネックラインをブレイクすることで、相場のトレンド転換が視覚的に判断することができます。
ネックラインとは
ネックラインとは、相場の天井や底でトレーダーが意識するラインのことです。基本的には、直近最高値、直近最安値近辺にラインを引くことで、そのラインをブレイクするか、はたまたそのラインに防衛され、レンジに留まるかを判断します。
相場では主に三尊天井や逆三尊天井、ダブルトップ、ダブルボトム等でネックラインを引くことになります。
レジスタンスラインとサポートライン
天井において上昇を抑えるのがレジスタンスラインです。いわゆるショート勢が守る防衛線で、そこを越えると、多数のショートポジションが精算されるため、ロングが勢いづくことになります。
そして、その逆がサポートラインで、ここを割れば、ショート勢が勢いづくため、価格が下落していきます。
レンジ相場を見極める
以上のネックラインを意識しますと、現在の相場が、上昇トレンドなのか下降トレンドなのか、はたまたレンジ相場なのかを判断することができます。
FXにおいて、最も避けたいのがレンジ相場で右往左往し、結果資金を減らすことです。レンジ相場は長ければ1日や2日もしくはもっと長く継続することもあります。レンジ相場に手を出さないことが、FXで勝つ上での重要なポイントになります。
ネックラインのブレイクポイントでエントリー
従って、レンジ相場から、上または下へ抜けるタイミングがエントリーポイントであると言えます。その主なものは、先ほどから述べている三尊天井やダブルボトムなわけですが、この三尊天井やダブルボトムといったシグナルには、その否定するポイントがあります。
従いまして、逆三尊でショートエントリーをした場合、ネックラインのやや上にストップロスを入れて取引をし、逆三尊の否定が起きたタイミングで損切りをする必要があります。
ネックラインのブレイクは騙しに注意
ネックラインを抜けたタイミングはエントリーの最重要ポイントではありますが、ネックラインを抜けても、反発し、結果ヒゲだけが残るというパターンも多々あります。
そのような騙しを回避するためにも、ネックラインでの取引精度を高め、状況によっては損切りする覚悟も必要です。
後記
このように、ネックラインを意識して取引することは、FXに限らず、投資を行う上で、極めて基本的な事柄です。ただし、ネックラインは、見ている足の長さによって様々です。従って、ネックラインを見極めるときは、より足の長いチャート(1時間より4時間)で否定されていないことも同時に確認することが重要なことです。
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