北海道Office With Youのナオキです。先日11月29日深夜0時にFRBのウォーラー理事の発言がありました。タカ派で知られるウォーラー理事ですが、「インフレ率が一貫して低下すれば、金利が高止まりし続けると主張する理由はない」と発言しました。
この発言を受けて、米金利は低下、ドル円も一時146.7円程度まで低下する事態となりました。
そこで注目されるのが、12月2日深夜1時に予定されているパウエル議長の発言です。中立派のパウエル議長がウォーラー理事の発言を後押しするのか、はたまた否定するのかで、為替相場は大きく動きそうです。
現在147円前半で推移しているドル円ですが、パウエル議長がウォーラー理事の発言を否定するようなことがあれば、市場の動揺は回避できないものと思われます。
いずれにせよ、パウエル議長の発言までには、ある程度のポジション調整が必要にあるものと思われます。
「タカ派」または「ハト派」もともとは政治用語で、攻撃的な「鷹」、平和的な「鳩」をイメージするとわかりやすいかと思います。タカ派は物価の安定を重視し、金融引き締めに積極的で利上げを好む傾向があり、ハト派は、雇用の安定を重視する立場から金融緩和を指向し、利上げには消極的と言われています。
従って、本日11月30日(木)からパウエル議長の発言まで、しばらく様子見相場が続くかもしれません。
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