北海道Office With Youのナオキです。さて、今月12月7日の国会にて、植田日銀総裁は、「年末年始はよりチャレンジングになる」と発言し、金融緩和への期待感から円高が進みました。
しかし、12月19日の金融政策決定会議において、チャレンジングとは、仕事の姿勢を強調したもので、一段を気を引き締めて行うつもりであるという趣旨であったと発言し、早期の金融緩和の修正を意図したものではないとして、火消しに躍起になりました。
結果的に、12月20日現在、米の早期利下げ観測が広まる中でも、日銀の金融緩和の早期修正が行われることはないとの見方が市場に広がり、ドル円は底堅い価格で推移しています。
ただし、来年3月の利下げ予想を背景として、米金利が低下すれば、ドル売りの情勢が優勢となる見込みです。
以上のことから、ドル円はやや方向性を見失った動きをしており、ファンダメンタルズ的要因が不確定であることから、手を出しにくい相場で有るといえます。
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